プロ野球は同一リーグでの対戦に一区切りをつけ、31日から18試合の交流戦期間に突入する。パ・リーグ各チームのここまでの戦いぶりを振り返りたい。
首位の福岡ソフトバンクは開幕直後こそつまずいたが、その後2度の8連勝など「常勝軍団」の強さを発揮。48試合を戦って31勝13敗4分。勝率がついに7割を超え、年間100勝ペースという大台に乗った。2位の千葉ロッテとは6ゲーム差。安定した戦いぶりが光る。
投手陣はリーグトップの6勝を武田投手、バンデンハーク投手、和田投手の3人が記録。先発の柱が頼もしさを発揮している。打者は、打率では内川選手の.309がチームトップ。本塁打では松田選手の9本が最多と、突出した数字は残していないものの、総得点ではリーグ1位の240点。どの打者もまんべんなく結果を出してい...