サプライズゲストも登場。西武が主催する今年で4年目を迎えた普及活動とは

2018.9.13(木) 14:25 パ・リーグ インサイト 武山智史
車椅子ソフトボールを体験する猪狩ともかさん【撮影:武山智史】

9月1、2日の2日間、埼玉・大宮第二公園多目的広場で第4回ライオンズカップ車椅子ソフトボール大会が行われた。西武は野球振興の一環として、2015年から大会を主催。球団公認チーム「埼玉A.S.ライオンズ」を立ち上げるなど車椅子ソフトボールの普及活動に力を注いでいる。
初日は参加6チームを2つに分けた予選リーグとトーナメント準決勝までが行われたが、2日目は朝から強い雨が降る悪天候に。開催も危ぶまれたが9時過ぎから雨が弱まり、大会本部は開催に踏み切った。
2つのコートでは片方で横浜ガルス対北海道BraveFightersの5位決定戦。もう一方では一般向けの車椅子ソフトボール体験会が行われた。参加者は車椅子に乗りながらキャッチボールやバッティングを楽しんだ。埼玉西武と同じく埼玉を本拠地とする女子プロ野球チーム・埼玉アストライアの山崎まり選手が体験会に参加。「野球とは違った面白さがあります」と車椅子ソフトを体験した感想を語った。バッティング体験ではその様子をネット裏から見守っていた西武の居郷肇球団社長が急きょ参加する場面も。法政大-プリンスホテルと名選手で鳴らした居郷氏は現役時代さながらのバッティングを披露していた。

サプライズで登場したのは…

そして、体験会にはアイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともかさんがサプライズで登場。猪狩さんと言えば昨年9月8日、メットライフドームでの対北海道日本ハム戦の始球式に登場するなど、大の埼玉西武ファンとして知られる。しかし今年4月、強風で倒れた看板の下敷きとなる事故に遭い、その結果、脊髄損傷による両下肢麻痺で車椅子生活となることを余儀...

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