全く予想がつかない大混戦。混戦極めるパの新人王争いを制するのは?

2018.9.9(日) 18:19 パ・リーグ インサイト
オリックス・バファローズ 山本由伸投手(C)PLM

パ・リーグの新人王は誰が受賞するのか最後の最後まで分からなくなってきた。
オリックスのドラフト1位ルーキー・田嶋大樹投手が6月の段階で6勝をマーク。この勢いで2桁勝利を挙げ、新人王間違いなしかと思われた。しかし、故障で6月24日の福岡ソフトバンク戦の登板を最後に、一軍登板なし。新人王争いから一歩後退していると言っていい。
田嶋投手とチームメートの2年目・山本由伸投手は、開幕直後にリリーフに転向すると、守護神・増井浩俊投手につなぐセットアッパーを務め、ホールドを稼いでいく。5月と6月は26試合に登板して18ホールドを挙げ、7月終了時点で25ホールド。2年目の山本投手も新人王候補の本命に躍り出たが、8月は9試合に登板して防御率5.79と、やや失速気味。ホールド数、ホールドポイントのランキングでも長い期間トップに立っていたが、現在は北海道日本ハム・宮西尚生投手に抜かれて2位と...

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