「ウィンディシティ」で生まれた一発、解説者は「どれだけパワーがあるのか証明した」
エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)の敵地ホワイトソックス戦で3戦連続のホームランとなる決勝の19号3ランを放った。4打数1安打3打点1四球で5-2での勝利に貢献。城島健司氏(2006年、マリナーズ)が持つメジャー1年目の日本人選手最多本塁打記録(18本)を更新した。敵地シカゴ特有の強風吹き荒れる一戦で生まれた一撃に、敵地メディアは「普通の夜なら入らなかった」と分析している。
最初はセンターフライに思えた。大谷は1-1の同点で迎えた3回1死一、二塁の第2打席で、2ボールから左腕ロドンの94マイル(約151キロ)の直球を豪快にフルスイング。内角高めのボール球に詰まらされたかに見えたが、打球は予想外の伸びを見せた。
今季ホームランキャッチを連発している中堅手エンゲルがフェンス際まで迫る。タイミングを合わせて大跳躍を見せたが、超美技とはならず。ボールとともにグラブは柵越えとなってしまった。この打球の行方を見守ったロドンは、マウンド上で悔しさのあまりにグラ...