88日ぶりに先発マウンド復帰、2回1/3を2安打2失点
2日(日本時間3日)の敵地アストロズ戦で88日ぶりにメジャーマウンドに復帰したエンゼルスの大谷翔平投手。試合直後は腰の張りと打球を受けた右手の痛みを訴えていたが、一夜明けた3日(同4日)、マイク・ソーシア監督は「何よりも大切なのは肘の状態がいいということ」と話したという。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」が伝えている。
投手としては、6月6日(同7日)本拠地ロイヤルズ戦以来のメジャー復帰となった大谷は、2回1/3を投げて1被弾を含む2安打2奪三振2四球2失点(自責2)で今季2敗目(4勝)を喫した。腰の張りと、2回に打球を右薬指に受けた影響で、3回に球速が急降下したこともあり、49球で降板。長期離脱の原因となった右肘も含め、一夜明けての状態が注目されていた。
ソーシア監督は大谷の状態について「肘に何の違和感も感じていない。それが一番大事なこと。腰は少し張っていたし、打球を受けた右薬指は試合後も少し痛かったようだ」と話したが、いずれも打撃に影響を及ぼすものではないという。3回に球速が急降下したことに関しては「前回起きたことを考えると、普通球速が下がることは危険信号が灯るが、ショウヘイはいい感じだと言っている。肘に関して何の心配も持っていないようだ」と話...