【MLB】大谷対策で降板のバーランダー、悔しさ隠しきれずグラブ噛む「余力残っていた」

2018.9.1(土) 15:02 Full-Count
エンゼルスの大谷翔平とアストロズのジャスティン・バーランダー

6回途中1失点と好投右腕に代わり、左腕を投入するが追加点献上

2試合ぶりにスタメン出場した30日(日本時間31日)の敵地アストロズ戦で、エンゼルス大谷翔平投手は3打数1安打でチームの勝利に貢献した。この日の相手先発はサイ・ヤング賞右腕のジャスティン・バーランダー。大谷は第1打席、第2打席とアウトに仕留められていたが、アストロズのAJ・ヒンチ監督は6回の第3打席に“大谷対策"として好投のバーランダーを降板させて左腕シップを投入。降板したベテラン右腕が悔しさを露わにする采配だったが、大谷は四球を選び、この回一挙4得点につなげた。アストロズにとって“裏目"となった采配について、ヒンチ監督は「より適切なマッチアップだと思った」と“弁明"した。球団公式サイトが伝えている。
1点を先制された6回1死一、二塁での大谷の第3打席。直前に99球で降板を告げられたバーランダーはマウンド上でグラブに噛み付き、悔しさを全身で表現した。この試合まで今季エンゼルス戦では4試合に投げ4勝0敗、防御率1.61。この日もお得意様を相手に11三振を奪いながら、3連打で1点を許した直後、大谷の打席で左腕シップにマウンドを譲った。
だが、シップは大谷に四球で出塁を許すとそのまま降板。3番手ハリスが続くシモンズに適時二塁打を浴びるなど4点を失い、チームはそのまま2-5で敗れた。記事によれば、バーランダーは試合後に「今日はいいボールを投げていたと思うよ。先発投手としては、いつだってマウンドに留まりたい。まだ余力は残ってた」と悔しさを口に...

続きを読む