埼玉西武・菊池は3年連続2桁勝利を達成
シーズンは残り1か月ほどとなった2018年日本プロ野球。8月最終日の31日はパ・リーグは各地で3試合が行われた。
首位の埼玉西武はエース左腕の菊池が3年連続2桁勝利となる今季10勝目(4敗)を挙げた。2回に2死満塁のピンチを迎えるが若月を空振り三振斬り。味方が1点を先制した直後の5回にも1死一、三塁とするが、ここでも大城とロメロを仕留めて無失点とした。7回を5安打7奪三振無失点とすると、後を継いだマーティン、ヒースが完璧に抑え、埼玉西武は3連勝で首位を堅守した。オリックスは山田が月間18試合登板を達成し、稲尾和久、益田直也、フランスアが持つ日本記録に並んだ。
2位の福岡ソフトバンクは東北楽天に7-1と圧勝した。初回に柳田の31号3ランで先制すると、2回には甲斐が6号ソロで1点を追加。5回には今宮の9号ソロ、7回には柳田と松田宣の連続タイムリーで2点を加えた。投げては、千賀が初回に今江のタイムリーで1点を失ったものの、2回から東北楽天打線を寄せ付けず。8回を4安打7奪三振1失点の快投で、8月は4戦4勝、今季11勝目(4敗...