パ・リーグ最下位に沈む東北楽天だが、チーム防御率はリーグトップ(オリックスの3.69)に0.01差の3.70。首位を走る埼玉西武がチーム防御率リーグ最下位の4.35と“逆転"現象が起こっている。
東北楽天の投手陣を見ると、岸孝之投手がリーグトップの防御率2.47を記録し、則本昂大投手はリーグ9位の4.05だ。規定投球回に到達していないが、主に先発を務める辛島航投手が防御率3.33、美馬学投手が防御率4.56、古川侑利投手が防御率3.93、塩見貴洋投手が防御率3.56。突出した防御率を残しているのは岸投手のみだ。
一方で救援陣は松井裕樹投手が防御率4.25だが、高梨雄平投手が防御率2.29、ハーマン投手が防御率1.99、青山浩二投手が2.18、宋家豪投手が2.05と非常に安定している。救援陣の安定がチーム防御率のアップに貢献していると...