【試合戦評】オリックス・吉田正選手が復帰後即決勝打。完封リレーで連敗ストップ

2017.7.9(日) 00:00 パ・リーグ インサイト

昨日の試合では、唐川投手の好投とパラデス選手の勝ち越し打などで千葉ロッテが勝利し、オリックスとのカード勝ち越しを決めた。今日の試合の先発は、千葉ロッテが石川投手で、オリックスがディクソン投手である。
また、オリックスには期待の若手が帰ってきた。今日の試合で3番・指名打者に座るのは、今季初の一軍昇格を果たした吉田正選手。ルーキーイヤーの昨季も腰痛によって長期離脱を余儀なくされていたものの、8月に復帰して10本の本塁打を放った。今日の復帰戦を機に、期待通りチームに新しい風を吹かせることができるか。
初回、両先発投手が安定した立ち上がりを披露し、試合序盤は静かな展開が続いた。試合が動いたのは3回裏。先頭のマレーロ選手が安打で出塁し、盗塁を成功させるが、8番・駿太選手の犠打失敗で走塁死。続く若月選手が安打を放ち、2死1,2塁から2番・大城選手も内野安打でつないで2死満塁の場面となる。この絶好機で、やはり3番・吉田正選手が魅せた。石川投手の4球目の直球を打ち返して、中前へ落とす2点適時打。若き大砲候補の一打で、オリックスが2点の先制...

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