柳田のOPS1.105はパ・リーグでダントツの数字
OPS(On plus slugging)は、セイバーメトリクスでは古典的な指標の一つだ。長打率と出塁率を足した単純な数値だが、得点との強い相関関係がある。打者の貢献度を計る数値として重要視されており、MLB公式サイトの打撃成績ランキングでも公式記録として示されている。
OPSが高い選手は打率が高く、長打が多いうえに、四球を見極める技術も高い。つまり、打ち取りにくくて、チームに多くの得点をもたらす選手だということになる。OPSが1を超えればMVP級、.900で各球団の主力打者、リーグ平均はパが.723、セが.735となっている。それでは、セパ両リーグのOPS10傑を見ていこう。
【パ・リーグ】
1柳田悠岐(ソ)打率.352 長打率.674 出塁率.431 OP...