「お互いを尊敬し合う日本の文化が好きなんだ。この美しい文化が、僕の心に栄養を与えてくれるよ」
そう話すのは、昨季オリックスに加入し、先発投手陣の柱としてチームを支えたエスピノーザ投手。来日1年目は、チーム最多の22試合に登板し、7勝9敗、防御率2.63をマークするなど、才能の片鱗を見せた一方で、ラテン系ならではの陽気な一面を持ち、ファンからも愛されている。
今回は、そんなエスピノーザ投手のパーソナルな一面に迫るべく、母国・ベネズエラのこと、オリックスのチームメイトのこと、そして日本での生活のことなどについて語ってもらった。
野球を始めたきっかけは両親からのクリスマスプレゼント
ベネズエラの首都・カラカスで生まれたエスピノーザ投手は、4歳の時に両親からクリスマスプレゼントとしてバットとグローブをもらったことがきっかけで野球を始めた。当時所属していたチームメイトを“家族”と表現し、「お互い協力し合う、温かい環境だった」...
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