データ野球の未来を担う充実の施設に元阪神・林威助も熱視線。台湾野球の大躍進を支える最新トレーニングに迫る

2025.2.20(木) 17:00 パ・リーグ インサイト 後藤万結子
ネクストベースでトレーニングを行う富邦ガーディアンズ・董子恩選手【筆者撮影】

 野球において、「データ」の存在感が強まりつつある昨今、“ある場所”が注目を集めている。それが、千葉県市川市にある「NEXTBASE ATHLETES LAB(ネクストベース・アスリートラボ)」だ。
 株式会社ネクストベースが、2022年に民間初のアスリート向けスポーツ科学R&Dセンターとして設立した同施設は、アマチュア選手からNPB選手まで、すでに1500人以上が利用し、データを活用したパフォーマンスの向上を図っている。
 昨年11月の「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」開催前に台湾代表選手が同施設を訪れたことで、台湾選手のなかで「NEXTBASE」の名が瞬く間に広がり、最近では台湾、韓国の選手も足を運んでいるそう。取材にうかがった日も、台湾プロ野球・富邦ガーディアンズの野手5名がトレーニングに...

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