野球において、「データ」の存在感が強まりつつある昨今、“ある場所”が注目を集めている。それが、千葉県市川市にある「NEXTBASE ATHLETES LAB(ネクストベース・アスリートラボ)」だ。
株式会社ネクストベースが、2022年に民間初のアスリート向けスポーツ科学R&Dセンターとして設立した同施設は、アマチュア選手からNPB選手まで、すでに1500人以上が利用し、データを活用したパフォーマンスの向上を図っている。
昨年11月の「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」開催前に台湾代表選手が同施設を訪れたことで、台湾選手のなかで「NEXTBASE」の名が瞬く間に広がり、最近では台湾、韓国の選手も足を運んでいるそう。取材にうかがった日も、台湾プロ野球・富邦ガーディアンズの野手5名がトレーニングに...