徳島の独立リーグ日本一に貢献、高校卒業から1年でプロ入り
前半戦を首位で折り返した埼玉西武ライオンズ。打線は好調だが、救援陣には不安が残り、10年ぶりの優勝に向け若手の台頭にも期待が高まる。1軍を目指す若獅子を紹介する第4回目は、2017年のドラフト3位ルーキー、伊藤翔投手だ。
千葉県の横芝敬愛高では指名漏れを経験。高校卒業後、より早いNPB入りを目指し、独立リーグの徳島インディゴソックスに入団した。最速152キロの直球を武器に独立リーグ日本一に貢献し、見事に1年でNPB入り。さらに、春季キャンプではA班(1軍)入りし、自身が目標としていた開幕1軍も掴んだが、5月16日に出場選手登録を抹消され、現在はファームで調整を続けている。
1軍では中継ぎで8試合に登板したが、ファームでは先発を務めており、長いイニングを投げることで新たな課題が見つか...