【台湾プロ野球だより】平野恵一監督率いる中信兄弟、後期優勝&年間1位で台湾シリーズ進出

2024.10.18(金) 12:10 駒田英(パ・リーグ インサイト)
監督就任1年目で後期シーズンを制した中信兄弟の平野恵一監督。年間順位も昨季の4位から1位へと引き上げ、ファンの評価もうなぎのぼりだ ©CPBL

「全員野球」でチーム史上最多の年間70勝、台湾シリーズ進出も決める

 全6チームが前後期60試合ずつ戦う台湾プロ野球(CPBL)。安定した先発投手陣と強力打線で統一セブンイレブン・ライオンズが制した前期シーズンに続き、7月5日からは10月11日までは後期シーズンが行われた。
 後期開幕から1カ月あまりは、一時3ゲーム差以内に全6チームがひしめくなど団子状態が続いたが、前期3位の中信兄弟は8月14日に首位に再浮上すると、そこから20試合を16勝4敗と独走、2位以下を引き離し、9月11日にまず年間1位のマジックナンバー15を、14日には後期シーズンの優勝マジック12を点灯させた。
 そして、9月29日、後期優勝マジックを1として迎えた中信兄弟は、ビジターで楽天モンキーズに8-5で勝利、ライトスタンドを埋めた熱心なファンが黄色の紙テープを投...

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