「全員野球」でチーム史上最多の年間70勝、台湾シリーズ進出も決める
全6チームが前後期60試合ずつ戦う台湾プロ野球(CPBL)。安定した先発投手陣と強力打線で統一セブンイレブン・ライオンズが制した前期シーズンに続き、7月5日からは10月11日までは後期シーズンが行われた。
後期開幕から1カ月あまりは、一時3ゲーム差以内に全6チームがひしめくなど団子状態が続いたが、前期3位の中信兄弟は8月14日に首位に再浮上すると、そこから20試合を16勝4敗と独走、2位以下を引き離し、9月11日にまず年間1位のマジックナンバー15を、14日には後期シーズンの優勝マジック12を点灯させた。
そして、9月29日、後期優勝マジックを1として迎えた中信兄弟は、ビジターで楽天モンキーズに8-5で勝利、ライトスタンドを埋めた熱心なファンが黄色の紙テープを投...