難病を乗り越え、ファンを魅了した名内野手。安達了一の「3つの好守」を映像で振り返る

2024.9.30(月) 14:30 パ・リーグ インサイト 望月遼太
©パーソル パ・リーグTV

指定難病の潰瘍性大腸炎と戦いながら、多くの人に勇気と感動を与えてきた

 9月24日、安達了一選手が13年間の現役生活に幕を下ろした。安達選手は2011年のプロ入りから13年間にわたって、オリックス一筋の生え抜き選手として活躍。2016年に指定難病の潰瘍性大腸炎を患ってからも主力として奮闘を続け、多くの人に勇気と感動を与えてきた。
 安達選手はキャリアを通じて、卓越した守備力によって難しいプレーをこともなげに完遂してきた。今回は、そんな安達選手が見せた守備の中から、とりわけ印象に残る3つのシーンについて、パーソル パ・リーグTVの映像とともに紹介。ファンに愛された「上州男」が難病と闘いながらプロの舞台で残した足跡と、記憶に残る守備の数々を振り返っていきたい。(成績は9月24日の試合終了時点)

守備の名手として長年にわたってチームを支え、リーグ連覇にも大きく貢献

 安達選手がプロの舞台で残した、年度別成績は下記の通り。

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