【台湾プロ野球だより】新チーム、台鋼ホークスの現在地は? 洪一中監督、横田久則一軍投手統括コーチインタビュー

2024.9.30(月) 17:20 駒田英(パ・リーグ インサイト)
日本の野球文化の優れた部分をチームに取り入れていきたいと語る洪一中監督、「お手本役」としての元NPBの王柏融、呉念庭の二人の働きにも満足感を示した ©台鋼雄鷹球団

 前回の記事では、台湾プロ野球、第6の球団、台鋼ホークスのここまでの戦いぶり、そして、キープレーヤーを紹介した。今回は、チームを率いる台湾プロ野球唯一の1000勝監督、「名将」洪一中監督と、横田久則一軍投手統括コーチのインタビューをお届けしよう。
 台鋼ホークスの劉東洋GMは、日本留学経験をもち、台湾プロ野球を運営するCPBLの職員時代には、日本球界の各方面とのパイプを築いた台湾球界きっての「日本通」だ。GM就任直後から、日本スタイルを取り入れたチームづくりをすることを明言していた。
 そして、劉GMが三顧の礼で迎えた洪一中監督も、現役時代に複数の日本人指導者の元でプレーし、日本野球、日本の野球文化の精神を高く評価す...

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