前回の記事では、台湾プロ野球、第6の球団、台鋼ホークスのここまでの戦いぶり、そして、キープレーヤーを紹介した。今回は、チームを率いる台湾プロ野球唯一の1000勝監督、「名将」洪一中監督と、横田久則一軍投手統括コーチのインタビューをお届けしよう。
台鋼ホークスの劉東洋GMは、日本留学経験をもち、台湾プロ野球を運営するCPBLの職員時代には、日本球界の各方面とのパイプを築いた台湾球界きっての「日本通」だ。GM就任直後から、日本スタイルを取り入れたチームづくりをすることを明言していた。
そして、劉GMが三顧の礼で迎えた洪一中監督も、現役時代に複数の日本人指導者の元でプレーし、日本野球、日本の野球文化の精神を高く評価す...