前後期制で、全6チームが60試合ずつ戦う台湾プロ野球(CPBL)。後期シーズンも既に7割以上を消化し、公式戦は残り3週間ほどとなった。
今季から平野恵一監督が就任した中信兄弟は9月14日、2位の味全ドラゴンズに3対2で辛勝、後期シーズンの優勝マジック「12」を点灯させた。なお、中信兄弟は、年間順位でも前期を制した統一セブンイレブン・ライオンズに2ゲーム差をつけ首位、後期制覇と共に、台湾シリーズ直接進出を目指している。
8月のこのコーナーでもご紹介した通り、今季、台湾プロ野球は空前の盛り上がりをみせている。公式戦の観客動員数は8月26日、269試合消化時点(全360試合)で、史上初めて200万人を突破、1試合の平均観客数も約7,400人と、35年目で初めて7,000人台に乗るこ...