試合前の練習中に打球が顔面を直撃し骨折
オリックスは伏兵の一振りで逆転勝利を収めた。11日、本拠地で行われた千葉ロッテ戦。8回2死満塁から、この試合まで打率リーグワーストの安達が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち逆転に成功し6-3で勝利し3連勝を飾った。
1点を追う8回2死満塁で打席に向かったのはこの試合までリーグワーストの打率.208と不振が続いていた安達。142キロのカットボールを叩いた打球は走者一掃となる中越えのタイムリー三塁打。福良監督も「それまでの打席は雰囲気なかったが、あの場面で安達がよく打ってくれた」と、勝負所で見せた1本を称賛した。
本来なら代打が出てもおかしくない場面。ベンチに残っていたメンバーは小田、西野の2人だけだったが西野が試合前練習で顔面に打球を受け骨折していたことが判明。指揮官は「人がいない事情もあって。安達に懸けました」と、苦しい台所事情だったこと...