6月の角中に続き、球団史上38年ぶり2度目の2か月連続受賞
千葉ロッテの井上晴哉内野手が8日、7月度「日本生命月間MVP賞」を獲得した。初受賞した井上は「7月は僕の誕生月でもあり、(故郷)広島での被害もあり、獲れたのが一番うれしく、本当に広島にも届いたらいいなと思います」と喜んだ。千葉ロッテでは6月の角中勝也外野手に続く2か月連続月間MVP賞受賞者輩出で、これは1980年5月度のレロン・リー、6月度のレオン・リー以来2度目の快挙となった。
井上は7月にチームの全20試合に先発出場し、打率.400、28安打、7本塁打、23打点の活躍を見せた。18試合で出塁し、マルチヒットを8試合で記録した他、5本の先制打、3本の勝ち越し打、2本の同点打と勝負強さも披露。「井口監督の指導もあり、金森さん(打撃コーチ)の声もあり、雰囲気作りのために鳥越コーチに声を掛けてもらったり、本当にいろんな人に声を掛けていただきながら、毎日精神も肉体も充実させてプレーできたんじゃないかと思います」と、サポートしてくれる周囲に感謝。「本当に全ての数字が未知ということもあって、本当に全然構えることがまったくない。向かっていくだけですね」と力強く頷いた。
20試合のうち、5番打者として7試合、4番打者として13試合に出場。「本当に日本一になりたいですし、そのために今混戦状態で、本当に厳しい戦いもある。本当に勝つために何ができるか。4番として恥じない姿で、ちゃんと引っ張っていける4番打者になれるようにいきたいです」と、主砲としての自...