35年目のシーズンを迎えた台湾プロ野球(CPBL)、今季は台鋼ホークスの参入により16年ぶりに一軍6球団制が復活、さらにはファン待望の室内球場「台北ドーム」の運用と、新時代の幕開けとなった。
台北ドームは文字通りのフィーバーとなっている。目下、本拠地として使用する球団はなく、チケットは割高ながら、各球団はミニコンサートなどイベントを併せて開催、新たなファン層を取り込み、目下、観客数トップ20のうち19試合を占めている。
また、ピッチクロックや延長タイブレーク制の導入も、試合時間短縮の面で効果が出ており、ここまで引き分けはゼロ。前期180試合の平均試合時間は3時間8分と、3時間22分だった昨季(300試合)に比べ14分...