昨季1勝の2年目左腕が防御率2.30と飛躍
2022年のドラフト会議で白鴎大から1位指名でオリックスに入団した曽谷龍平投手。ルーキーイヤーの昨季は、ウエスタン・リーグで最多の奪三振を記録するも、一軍では7試合に先発して1勝にとどまり、課題も残すシーズンとなった。そして迎えた2年目の今季は、ここまでチーム3位の70回1/3を投げて防御率2.30を記録するなど、先発ローテーションの一翼として活躍。昨オフにメジャーへ移籍した山本由伸投手や、北海道日本ハムにFA移籍した山﨑福也投手の穴を埋める好投を続けている。本稿では、曽谷投手が飛躍を遂げた要因を探っていきたい。