昨季に続いて、今季も三冠王の可能性をうかがわせる好成績を残している
福岡ソフトバンクの近藤健介選手が、今季も圧巻のバッティングを見せている。移籍1年目の2023年はシーズン最終盤まで三冠王の可能性を残したが、今季もリーグトップの打率.328、リーグ2位タイの13本塁打、リーグ3位の49打点と、主要3部門全てでタイトル争いを繰り広げている。
今回は、近藤選手のこれまでの球歴に加えて、各種の指標に基づく選手としての特徴と、移籍前後におけるバッティングの変化を分析。本塁打王争いを繰り広げる選手に関する指標から、三冠王という偉業が達成される可能性について掘り下げていきたい。(記録は7月19日の試合終了時点)
パ・リーグ屈指の好打者として活躍し、移籍後は本塁打数も大きく増加
近藤選手がこれまで記録してきた、年度別成績は下記の通り。