7月19日(金)、東京ドームを舞台に第95回都市対抗野球大会が開幕する。全32チームが地域を代表して戦う、社会人野球最高峰の大会の一つだ。今年近畿地区予選を突破し、歴代最多・63回目の本戦出場を決めた大阪市・日本生命から、今大会注目選手の一人である山田健太選手にインタビュー。社会人野球の魅力や自身の現在地、都市対抗野球大会への思いを聞いた。
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大阪桐蔭高校“最強世代”の一員として3度の甲子園優勝を経験し、立教大学進学後には主将を務めた山田健太選手。「大学卒業後、プロに行きたいというのが一番だったんですけど、ドラフト後にお話をいただき、自分がレベルアップするなら社会人野球が一番かなと。日本生命は僕が大学2、3年のときから熱心に声をかけてくださっていました。僕のことを第一に考えて、いろいろな言葉をかけて見守ってくださっていた印象があったんです」と、他の社会人野球チームからも声をかけられていたなか、昨年日本生命...