「自分に腹が立ってくるというか、情けないというか。ゲンの姿を見て僕自身も思いましたし、悔しいっていうのが一番ですね」
“ゲンの姿”というのは、源田壮亮選手が6月11日の広島戦9回裏2アウトで見せた、執念のヘッドスライディングのことだ。そのシーンを見たかと問われた外崎修汰選手は冒頭のように答えたのだった。
いま、ライオンズは暗中模索の日々だ。歯がゆい思いをしているファンも多いだろう。特にチームをプレーでも精神的にも引っ張る立場である外崎選手の離脱は一時的であっても影響は大きく、復帰後はますますチームに欠かせない存在と...