パ・リーグの球団としては、5球団目の交流戦優勝チームとなった
東北楽天が2024年の交流戦で13勝5敗という成績を残し、球団創設20年目にして初の交流戦優勝を果たした。パ・リーグでは過去に千葉ロッテ、北海道日本ハム、福岡ソフトバンク、オリックスの4球団が交流戦優勝を達成しており、今季でリーグにとっては5球団目の王者が誕生したことになる。
過去の交流戦では成績上位チームをパ・リーグ球団が占めるケースも少なからず存在し、パ・リーグのチームが交流戦優勝を飾るシーズンも多かった。それでは、交流戦で優勝した球団が最終的にレギュラーシーズンで残した成績は、いったいどのようなものだったのだろうか。
19年にわたる交流戦の歴史において、パ・リーグのチームが優勝した回数は13度。今回は、過去に交流戦で優勝したパ・リーグ球団の年間成績を全て紹介するとともに、そこから見えてくる傾向と、交流戦優勝というタイトルが持つ「縁起の良さ」について見ていきたい。
8度の優勝を誇る福岡ソフトバンクをはじめ、多くのチームが強さを見せてきた
過去の交流戦において優勝を飾った、パ・リーグの球団は下記の通り。