5月1日のオリックス戦以来の1軍マウンドに上がる
目下6連勝中の埼玉西武。福岡ソフトバンク3連戦の2戦目のマウンドを託されるのは、5月1日オリックス戦以来の1軍マウンドとなる高木勇人投手だ。首位固めへ大事な6連戦の2戦目を任された右腕は、どのような心境で1軍へ戻ってきたのか。
「やっと出番が回ってきたという感じです。ただ、このチャンスをものにできなければ今季の出番はもうないと思う」と、背水の登板と自ら位置付け、3か月ぶりの一軍マウンドへ上る高木勇。「自分という投手のイメージを(周りの人たちに)残せないといけない。ただファームの選手が上に上がって、打たれて抹消とかではなく『高木勇が投げたんだ』というインパクトを残せるよう頑張りたい」と、決意を語った。
ファームではいろんなことを試してきたという高木勇は「例えばシュートを禁じて、試合を組み立てるなど極端なことを試してきた。結果は出ない時もあったが、全ては上(一軍)にあがった時に、いろんな引き出しを使えるようにするためにやってきた」という。「シュートやカットボールに頼りすぎていた部分があったので、まっすぐを多くしたりとか、まっすぐで打ち取ったりとか、そういう技術はなかなか一軍では試せない」と、極端な取り組みの意図...