タイトル獲得へ。パ・リーグの本塁打王争いを盛り上げる3人の和製大砲

2017.6.10(土) 00:00 パ・リーグ インサイト

2004年から2012年まで9年連続で、パ・リーグの「本塁打王」のタイトルは日本人選手が獲得していた。しかし、昨季は北海道日本ハムのレアード選手がその栄誉に輝き、埼玉西武のメヒア選手が次点につけた。現在、一振りで戦況をひっくり返す「主砲」の代名詞は、多くの場合外国人選手のものであると言えるだろう。ただ、ここにきて3人の和製大砲が、今季の本塁打王争いに堂々名乗りを上げている。
その3人のうちの1人は、2015年の本塁打王で、2年ぶりの王座奪還を目指す埼玉西武・中村選手だ。昨季は怪我に悩まされて思うような結果が残せず、オフの契約更改ではシーズンの成績に対して「最低最悪」と、自ら厳しい評価を下した。
これまで以上に強い気持ちで今季に臨んだ中村選手は、球団記録となる「開幕から17試合連続安打」を放つなど、申し分のない好スタートを切る。その後も順調に本塁打数を伸ばし、すでに2桁本塁打に到達し、そのうち2試合でおかわり本塁打も披露。前を打つ浅村選手とともに、埼玉西武打線を牽引している。では、そんな中村選手の昨季と今季の成績を比較...

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