7月29日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスのカード最終戦は、試合終盤に主砲の殊勲打で流れを引き寄せたオリックスが、8対2で北海道日本ハムに逆転勝利。先発したローチ投手は初勝利こそならなかったものの、7月20日から始まったチームの連敗は「8」でストップした。
北海道日本ハムの先発・高梨投手、オリックス先発・ローチ投手がともに好投を披露し、試合は中盤まで投手戦の様相を呈した。
先にその均衡を破ったのは北海道日本ハムだった。4回裏、先頭の中田選手がフェンス直撃の当たりを放ち、ヘッドスライディングで二塁に飛び込むと、続くレアード選手が先制打。オリックス打線にここまで1安打も許していなかった高梨投手に、1点の援護点をプレ...