夜行われた横浜DeNAとの「日本生命セ・パ交流戦」2戦目で、今季初の3連敗を味わった楽天。今日の試合の先発マウンドをエース・則本投手に託す。対する横浜DeNAの先発は三嶋投手である。
則本投手は前回の登板で7試合連続2桁奪三振を達成し、日本プロ野球新記録を樹立した。今日も2桁奪三振をマークすれば、メジャーリーグ記録に並ぶことになる。大記録の行方が注目されるが、必要以上に気負うことなく、これまで通りのエースらしい投球でチームの連敗を食い止めたい。
初回、則本投手は空振り三振を含む3者凡退で、横浜DeNA打線の攻撃を抑える。安定した立ち上がりに成功すると、その裏、味方の打線から早くも援護がもたらされた。先頭の茂木選手が三嶋投手の初球を振り抜き、右翼席に飛び込む爽快な11号アーチ。「強いスイングをしようと心がけて打席に立ちました」と振り返るリードオフマンの一発で、楽天が幸先良く先制...