「日本生命セ・パ交流戦」3カード目の初戦となった昨日の試合は、守備の乱れから手痛い逆転負けを喫した北海道日本ハム。今日の試合の先発マウンドには、昨日29歳の誕生日を迎えた斎藤佑投手を送る。対する広島の先発は大瀬良投手だ。
斎藤佑投手は、前回の登板で6回途中1失点と好投し、自身623日ぶりの勝ち星を手にした。苦しんだ時期が長かった分、1試合1試合に懸ける思いは強いことだろう。もう一度自身の投球で勝利を呼び込み、交流戦でなかなか波に乗れていないチームをもり立てたい。
初回、斎藤佑投手は走者こそ出すものの後続を断ち、広島打線の攻撃を4人で終わらせる。そしてその裏、北海道日本ハム打線から早くも援護がもたらされた。先頭の西川選手が四球を選び、続く杉谷選手のゴロの間に進塁して1死2塁とすると、3番・レアード選手が内角の直球を中前へ弾き返す適時打。北海道日本ハムが幸先よく先制...