「このままでは…」 快投の埼玉西武菊池雄星、2段モーション“封印”を決断したワケ

2018.7.27(金) 10:33 Full-Count 岩国誠
9回1失点と好投した西武・菊池雄星【写真:荒川祐史】

4連勝を呼び込む127球の力投「普段はシーズン中の投球映像など見返すことはない」が…

埼玉西武は26日、1-1で迎えた延長10回に代打・森の適時打が飛び出し、オリックスに連夜のサヨナラ勝利。チームの勝利のため、先を見据えて投球フォームを改良したエースの力投が4連勝を呼び込んだ。
「状態を上げようとこの1週間やってきた。それを明日、表現できれば」と登板前日に語っていたエースの菊池雄星投手が、勝敗はつかなかったものの9回7安打1失点と快投。試行錯誤の中、この1週間で出した答えが投球フォームの変更だった。
前回登板(20日・東北楽天戦)で、思うような投球ができず6回6失点で今季2敗目を喫した菊池。試合後、女房役である炭谷や土肥投手コーチ、そして辻監督などに客観的な意見を求めた。そこで「2段モーションにしたことで(今季は)下半身がうまく使えていないのでは」と指摘を受けた。これは菊池自身も感じていた...

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