4点ビハインドの9回に追いつき、延長10回松田がサヨナラ打
福岡ソフトバンクが大逆転サヨナラ勝ちを収めた。26日、本拠地ヤフオクドームで行われた千葉ロッテ戦。4点ビハインドの9回に上林が同点3ランを放って土壇場で試合を振り出しに戻すと、延長10回に1死満塁のチャンスを作り、松田が中堅の頭上を越える決勝のサヨナラ適時打を放って激戦に終止符を打った。
何と言っても、この日は上林だ。敗色ムードのヤフオクドームのボルテージが一気に最高潮に達した。4点ビハインドで迎えた9回。千葉ロッテのクローザー内をつかまえた。内川、松田の連打でチャンスを作ると、西田が左翼線適時打を放って1点を返した。2死まで持ち込まれたものの、ここで上林が起死回生の同点3ラン。内のスライダーにやや体勢を崩されながらも、左翼ホームランテラス席に運び、土壇馬で振り出しに戻した。
試合後の工藤公康監督も、まずは上林の働きを激賞した。興奮気味に選手サロンに姿を表すと「あそこで打った上林くんは素晴らしい!凄い!さすが! どれも合わせて使ってあげてほしい」と最大級の賛辞を送り、称賛のコメントが次々に...