埼玉西武ドラ1左腕・齊藤大将が2回1/3無失点の好投 「目の前の打者を抑えていく」

2018.7.26(木) 16:04 Full-Count 岩国誠
好リリーフを見せた埼玉西武・齊藤大将【写真:荒川祐史】

デビュー2戦目は1点差の重要な場面で登板

延長戦を制し、6-5で3連勝を飾った埼玉西武。勝利は手にしたものの、先発・十亀が3本の本塁打などで4回5失点と早々に降板。試合の雲行きが怪しくなる中、1点差で迎えた5回からマウンドを任されたのは、7月20日の東北楽天戦で1回1安打無失点デビューを飾ったドラフト1位ルーキー・齊藤大将だった。
齊藤大は低めを丁寧につくピッチングで、オリックス打線を翻弄。6回表にはこの日、2本塁打の3番・ロメロを外角の直球で遊ゴロ。続く・吉田正は高めのスライダーで中飛に討ちとるなど2回1/3を1安打無失点。7回1死を奪い代打・武田が出たところでお役御免となった。
辻監督も「低めにもコントロールできていたし、本当に投げっぷりがよかった」と、その投球内容を賞賛。1点差の5回から新人左腕を登板させたことについては「コーチとも話していたが、これから彼が一人前になっていくためには、やはり接戦、勝ちゲームで投げていくようにならないといけない。今回がまさにそういう場面での登板になったが、2回1/3を見事に抑えた」と、今後を見据えての意味合いも大きか...

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