7月21日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクのカード2戦目は、北海道日本ハムが3対2で勝利。先発の杉浦投手は、移籍後初登板で初勝利。北海道出身の右腕が北海道日本ハムでのデビュー戦を見事に白星で飾った。
初回、移籍後初登板となった北海道日本ハムの杉浦投手は、最速150キロの直球を武器に、打たせて取る投球で福岡ソフトバンク打線を3者凡退に抑える上々の立ち上がりを披露する。
杉浦投手を援護したい北海道日本ハム打線はその裏、福岡ソフトバンクの先発・攝津投手を攻めたてる。まずは先頭の西川選手が安打と敵失で得点圏に進み、続く松本選手が右前へ技ありの先制適時二塁打を放つ。さらに4番・中田選手が左翼席上段に飛び込む18号2ラン。「杉浦が頑張って投げているから、なんとか点を取って楽に投げさせたいと思っていた」と語る主砲の一振りで、北海道日本ハムがいきなり3点の先制...