今季、パ・リーグでホームランキャッチは見られるか

2024.2.22(木) 07:00 パ・リーグ インサイト
2020年10月25日、東北楽天・田中和基選手のホームランキャッチ (C)パーソル パ・リーグTV

 捕っていなければ本塁打という打球を捕る「ホームランキャッチ」。パ・リーグでは2020年10月25日に東北楽天の田中和基選手が披露してから、3年間起きていない。
 しかし、田中和選手の前は、2019年に金子侑司選手、宗佑磨選手が見せているのを考えると、今季にホームランキャッチが起こる可能性は十分にある。そこで今回は、パ・リーグでホームランキャッチが可能なポイントを検証。有力な選手まで大胆に予想した。

本命は楽天モバイルパーク宮城

 現在のパ・リーグ6球団の本拠地で、最もホームランキャッチが現実的なのが楽天モバイルパーク宮城である。ここはフェンスが2.5mと高くないため、特別背が高くない選手でも、大きくジャンプすればフェンスの上にグローブが出せる。田中和選手もこの形でホームランキャッチを見せた。
 さらに、左中間のフェンスは1.65mとさらに低いため、この部分はジャンプすらしなくてもホームランキャッチが可能。深い位置なので、ライナー性の打球は追い付けないかもしれないが、弾道が高くてギリギリスタンドに入るような打球が発生すれば、可能性は大いにある。

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