アギラー選手は紅白戦初打席に立つと、隅田知一郎投手が投じた5球目を捉え、打球はポールに直撃。逆転2ランホームランとなった。メジャーでも通算114本塁打をマークしているだけに、今季の活躍への期待が高まる。
アギラー選手は、ファーストの守備でも魅せた。無死1、2塁の場面で山野辺翔選手の痛烈な打球にすばやく反応すると、捕球後すぐに一塁に戻り、ダブルプレーとした。
4回からマウンドに上がった本田圭佑投手は、先頭・アギラー選手を見逃し三振、続く外崎修汰選手をレフトフライに打ち取ると、佐藤龍世選手をライトフライに打ち取り、この試合初めての3者凡退に抑える安定感を見せた。
ボー・タカハシ投手のワンバウンド投球を古賀悠斗選手がはじいた間に、炭谷銀仁朗選手が盗塁を試みるも、古賀選手が冷静に2塁に送球し、見事盗塁を阻止した。昨季12球団トップの盗塁阻止率をマークした古賀選手の強肩ぶりに、今季も期待したい。
ドラフト1位ルーキー・武内夏暉投手はバッティングピッチャーのマウンドに上がり、抜群のコントロールを披露。長谷川信哉選手から空振りを奪った場面では、球場からどよめきが起こった。
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