ホームランラグーン設置5周年。千葉ロッテの成績向上につながった理由にデータで迫る

2024.2.15(木) 08:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太
2023年のZOZOマリンスタジアム【写真:球団提供】

2019年にホームランラグーン設置

 千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアムにホームランラグーンが設置されてから、ちょうど5シーズンが経過した。
 以前は本塁打が出にくい球場だったZOZOマリンスタジアムも、それによって大きく様変わり。「2023 パーソル クライマックスシリーズ パ」第3戦における藤岡裕大選手の同点3ランに代表される、劇的なホームランがたびたび生み出されるようになった。
 今回は、ホームランラグーン設置前後の5シーズンにおける千葉ロッテの年間成績や、投打のチーム成績を紹介。導入から5周年を迎えたホームランラグーンがチームにどのような影響を及ぼしたのかについて、具体的な数字をもとに検証していきたい。

2013年から4年間で3度のAクラス入りも、2017年以降の2年間は大不振だった

 ホームランラグーンが設置される前後の5シーズンにおける、千葉ロッテのチーム成績は下記の通り。

続きを読む

関連チーム記事/TEAM