メディアが球団と対峙する時に必ず会話することになるのが球団の広報部だ。我々にとっては一番身近な“球団の方々”であり、選手取材ともなれば快く調整役を担ってくれる頼もしい協力者だ。
2023年シーズン、12球団中最も多忙な広報部といえば埼玉西武ライオンズの広報部だろう。新監督による新体制発足から始まり、WBCへの選手派遣、山川選手のプライベート騒動、オフシーズンの選手のメディア露出、FA宣言&人的補償……これらの陣頭指揮を取ったのは、大手企業の広報で約20年、プロ野球広報としては1年目だった西武ライオンズ広報部長 赤坂修平さんだ。そんな彼の人柄に迫った。
◇ ◇ ◇
ちょっとだけ相手の期待値を超えるのは、営業も広報も同じこと
赤坂さんのキャリアは、広報の王道、かつエリー...
続きを読む