後半戦の巻き返しへ、大きな連勝を得た。3位の福岡ソフトバンクが17日、首位の埼玉西武に連勝し、後半戦最初の3連戦の勝ち越しを決めた。
8本塁打で圧勝した16日の勢いは続いていた。初回2死1,3塁から、内川選手が左中間に適時二塁打を放って先制すると、さらに2死満塁として7番の牧原選手が右翼線にポトリと落ちる、2点適時二塁打。「打った瞬間フライが上がってしまって取られると思ったけど、ライトの追い方を見て落ちると思った。全力で『落ちろ』と思って走りました」。16日にプロ8年目で初めて本塁打を放った男が、この日も第1打席で期待に応えた。
さらに6回無死、松田選手が中越えに16号ソロを放って追加点。その後も今宮選手の適時打、柳田選手の犠飛と、要所でそれぞれが結果を残し、点差を広げていった。投げては先発の石川投手が7回4安打11奪三振1失点の好投で、5月30日以来の8勝目。投打がガッチリかみ合っての勝...