球宴はさみ4戦3発 バット好調の千葉ロッテ4番・井上晴哉「ボール球を見送れている」

2018.7.17(火) 13:50 Full-Count 細野能功
千葉ロッテ・井上晴哉【写真:荒川祐史】

井口監督も評価「好調をキープしている」

被災地に届けとばかりに、千葉ロッテの“アジャ"井上が豪快なアーチをかけた。チームは16日、後半戦スタートの東北楽天戦(ZOZOマリン)に延長10回の末、2-3で逆転負け。痛い黒星を喫したが、試合前に「平成30年7月豪雨」への募金活動を呼び掛けた井上晴哉が、故郷・広島をバットで勇気づけた。
0-0の4回1死、楽天先発の則本昂大から左中間へ17号ソロを運び、先制点を挙げた。「詰まり気味だったがいってくれた。涌井さんの時も打ててよかった」と井上。実は14号までは半分の7本塁打がボルシンガー登板の試合だった。15号以降は渡邊、有吉と若手先発を援護していた。
9日の埼玉西武戦(メットライフドーム)から5月8日楽天戦以来となる4番打者に復帰したが、球宴休みをはさんだ4試合で3発の活躍を見せる。悔しい敗戦を喫した井口監督だが、こと井上に関しては「好調をキープしている」と...

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