7月16日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天の3連戦初戦は、終盤に激しく試合が動く展開となった。
オールスターブレイクが開け、後半戦が開幕した。先発マウンドに上がったのは、千葉ロッテが涌井投手、東北楽天が則本投手だ。両投手の対戦は奇しくも今シーズンの開幕戦と同じ顔合わせ。開幕戦では両投手ともに勝敗はつかなかったが、この試合でも両投手には勝敗つかずという結果になった。
試合序盤は両投手が好投し、落ち着いた展開となった。涌井投手は直球を中心に、今季いまだ得点を許していない東北楽天打線を翻弄。一方の則本投手は直球の球速を140キロ前半程度に抑えながら、丁寧な投...