ヤクルト、南海で捕手、外野手として活躍
7月13日、ヤクルト、南海で捕手、外野手として活躍し、NPB史上最多のサヨナラ押し出し四球4回を記録した大塚徹氏が死去した。73歳だった。
大塚氏は1945年茨城県土浦市に生まれ、県立土浦三高時代から1964年に捕手として国鉄スワローズに入団。同学年には投手の高橋重行、外木場義郎、清俊彦、外野手の中塚政幸、高田繁らがいる。大投手金田正一とは1年、在籍が重なっているが1年目は一軍出場がなく、金田の球を受けることはなかった。
1965年、国鉄がサンケイと名称が変わった年に一軍に初めて出場するが、当時のサンケイには根来広光、平岩嗣朗、岡本凱孝と3人の捕手がおり、大塚の出番は...