優勝メンバーから投手4冠や2冠王も誕生。2023年WBC組のシーズン成績はどうだった?

2023.11.22(水) 07:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太
オリックス・山本由伸投手、福岡ソフトバンク・近藤健介選手【写真:球団提供】

WBCは開幕直前に行われるだけに、シーズン成績に影響が出る懸念も……

 2023年は、日本代表が第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)において、3大会ぶりに世界一を奪還した年でもあった。優勝メンバーにはパ・リーグ球団に在籍する選手も13名存在しており、いずれも自らの持ち味を生かしてチームの世界一に貢献を果たしている。
 しかし、WBCは例年であれば開幕前の調整期間にあたる時期に開催されることもあり、シーズンに向けた調整に影響を与える可能性もある。過去にはWBC出場後のレギュラーシーズンで不振に陥ってしまった選手も存在しただけに、同一年のシーズン成績は選手にとっても重要なものになってくる。
 今回は、2023年のWBCに出場したパ・リーグの選手たちが、同大会前後のレギュラーシーズンで残した成績を紹介。各選手が今シーズンに見せた活躍について、あらためて振り返っていきたい。

自身3度目のセーブ王、3年連続の投手4冠と個人タイトルを獲得した投手も

 2023年のWBCに日本代表の一員として出場したパ・リーグの投手が、2022年と2023年のシーズンに残した成績は下記の通り。

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