勝率4毛差に3チームがひしめく
手に汗握る大混戦が続く今季のプロ野球。パ・リーグでは、圧倒的な最下位に沈む東北楽天を除く5チームが熱戦を展開しており、11日にも順位が大きく変化した。
オリックスは、この日1軍登録されたばかりの杉本裕太郎が、今季2打席目で値千金のグランドスラムを放ち、エースの金子千尋を盛り立てた。打線が機能したオリックスは楽天に8-3で快勝して貯金を2に増やし、前日の5位から福岡ソフトバンクに並ぶ3位に浮上している。
埼玉西武は、長嶋茂雄氏の記録を抜き、入団から221試合連続フルイニング出場を果たした源田壮亮が5打数5安打と大当たり。9回にカスティーヨが2点を失い、ヒヤッとさせたが、8-4で千葉ロッテに逃げ切り勝ち。ガッチリ首位をキープした。敗れた千葉ロッテは、3位の福岡ソフトバンクとオリックスを勝率4毛差で追いかける5位...