年間勝率も1位とし、24年ぶりの台湾シリーズ進出も決定
前後期各60試合、一軍5チームで行われている台湾プロ野球、今季の後期シーズンは、優勝チーム、そしてプレーオフ進出チームが最後の最後まで決まらない大混戦となった。
10月19日、台湾東部・台東県の台東球場で行われた2位の楽天モンキーズと3位の中信兄弟との一戦は、プレーオフの残り1枠を争うライバル対決ということもあり、お互いに譲らず延長戦へ突入した。11回表、楽天がソロHRで1点勝ち越すも、その裏、中信兄弟は2点奪って4-3でサヨナラ勝ち、プレーオフ進出に望みをつないだ。
そして、この瞬間、後期シーズンの優勝マジックナンバーを1としていた味全ドラゴンズの優勝が決定。この日、試合がなく、本拠地、北部・台北市の天母球場でバーベキューをしながら中継を見ていた選手達は喜びを爆発させた。目をうるませるコーチ、ベテラン選手の...