連夜の大敗、Bクラスで前半戦終了となった鷹・工藤監督「本当に申し訳ない」

2018.7.10(火) 23:36 Full-Count 福谷佑介
福岡ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

大量ビハインドも勝ちパターンを続々投入「とにかく最少失点で…」

ソフトバンクが連夜の大敗で、Bクラスの4位に転落し、前半戦を終えた。10日、東京ドームで行われた日本ハム戦。前日から行われている「鷹の祭典 2018」の第2戦。本来、お祭りムードとなるはずのイベントで2試合で22点を失い、1点しか奪えず。惨敗に終わり、試合後、工藤公康監督は「すみません。残念な結果になってしまった。鷹の祭典でたくさんのファンに来ていただいたのに、こういうゲームをしてしまい本当に申し訳ない思いでいっぱいです」とうなだれた。
4回まで両チーム無得点。5回に先発の武田が西川に適時打を浴び、先制点を奪われた。その裏、1死一、二塁のチャンスを作り、下位打線を迎えると、8番西田に長谷川勇、9番高谷に川島と次々に代打を送った。だが、2者連続の見逃し三振に倒れた。「1点を取り返せれば雰囲気は変わると思っていたんですけどね…」。工藤監督の勝負手は裏目に出た。
さらに、武田が6回先頭の中田に中前安打を許すと、ここまで1失点と好投していた武田を降板させ、継投に打って出た。「今日は点を取られたら次の投手に代えて、最少失点でとにかくいこうという思いだった」と指揮官。嘉弥真は狙い通りにアルシアを打ち取ったが、3番手に送った二...

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