Bクラスで前半戦ターンとなれば、4位に終わった2013年以来
ソフトバンクが痛恨の連敗を喫し、まさかのBクラス転落で前半戦最終戦を終えた。10日、東京ドームで行われた「鷹の祭典 2018」第2戦の日本ハム戦。先発の武田が6回途中まで粘投していたが、早めの継投策が失敗。3番手の二保が2点を奪われてリードを広げられると、打線が日本ハム先発の上沢に押さえ込まれてゼロ行進に終わった。
両チーム無得点で迎えた5回に均衡が破られた。武田が先頭の清水に二塁打を許すと、2死三塁で西川に先制の適時打を奪われた。6回先頭の中田に中前安打を許すと、工藤公康監督は継投に出たが、これが裏目。嘉弥真は狙い通りにアルシアを遊飛に打ち取ったが、3番手の二保がレアードに二塁打を許し、清水に左翼線への2点適時二塁打を浴びて2点を加えられた。さらに7回にはモイネロが西川にソロを被弾すると、3連続四球の後に田中賢に2点適時二塁打を許し、勝負を決められた。
柳田を1番に据える奇策に出た打線は、前日に続き繋がらず。5回に中村晃がこの日チーム初安打となる右翼フェンス直撃の二塁打を放ったが、内川は一ゴロ。牧原は四球でつないだが、代打・長谷川勇、代打・川島が連続見逃し三振。6回にも1死から上林、松田の連打で1死一、二塁としたが、デスパイネが最悪の三ゴロ併殺打。チグハグな攻撃に終始し、1点も奪...