7月10日、山形で行われた楽天とオリックスのカード初戦。オリックスが先制し、鉄壁の勝利の方程式で逃げ切るかと思われたが、試合終盤に大きく試合が動く展開となった。
試合は初回からいきなり動く。先頭の1番・大城選手が中安で出塁、2番・福田選手は打ち取られたものの、1死1塁から3番・西野選手が左翼線に落ちる二塁打を放ち、1死2,3塁の好機を演出する。続く4番・吉田正選手は四球を選び、1死満塁とすると、5番・ロメロ選手がきっちりと犠飛を決めて、先制。オリックスが初回から先制点を奪う。
4回表には先頭の4番・吉田正選手が高めに抜けたスライダーを豪快なスイングで捉えると、打球は左中間席へ飛び込む12号ソロに。頼れる主砲の一発でオリックスが2対0とリードを2点に広げ、試合を優...