6回先頭に四球を許し「野手は守りやすくなったぞ!」と若月が激励
1本もヒットを打たれていないのに、野手陣がマウンドに集結した。オリックスの山本由伸投手が9日に敵地で行われた千葉ロッテ戦で、NPB史上100度目(自身2度目)となるノーヒットノーランを達成。その試合の6回、先頭の安田に四球を許すと、捕手の若月が駆け寄った。3点リードの展開ながら、頓宮、宜保、安達、西野が次々と集まった。
「若月さんが1番最初に『よっしゃ、これで野手は守りやすくなったぞ!』と冗談で言ってくれました。(完全試合ペースで)みんな緊張していたらしいんですけど、ホッとした表情になっていました」
仲間の表情を見て、少しだけ肩の荷が降りた。その後もスイスイと快投を続けた。9回2死から荻野に死球を当ててしまうが、最後は藤岡を二ゴロに封じてゲームセット。途中出場の山足から2年連続で“記念球”を受け取ると、歓喜のウォーターシャワ...