福岡ソフトバンク松田、埼玉西武中村が今季大不振
長嶋茂雄、中西太、藤村富美雄、掛布雅之、小久保裕紀、原辰徳……。彼らに共通するのは、「三塁手」であるということ。名だたる名選手の名が挙がり、ホットコーナーとも呼ばれてチームの中心選手がそのポジションを担うことが多い。
先に名前を挙げたように、歴代の三塁手たちは強打者揃いである。長嶋茂雄氏に代表されるように「4番・サード」は花形だった。ところが、今季のプロ野球では、その三塁手が“人材不足”となりつつある。
近年の球界を代表する三塁手として、その筆頭に名前が挙がっていたのは福岡ソフトバンクの松田宣浩だろう。侍ジャパンの常連として名を連ねてきた“熱男”だが、今季は大不振に苦しんでいる。ここまで71試合で252打数54安打14本塁打36打点、打率.214と低調。1日の千葉ロッテ戦では5回終了で途中交代を...